表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

6/15

魔法への道。

父である先代魔王に、強力なまほう適性があると言われ、僕は先代魔王の弟と、魔王軍第一幹部のユメミルに魔法を教えてもらうことになった。

「公な場所では、魔王様って呼ぶけど、こういうところでは、カイくん?でいいかな。」

「あ、はい。それで大丈夫です。」

「なんだかまだ初々しいね。」

そりゃ当然だ。

「最初に魔法についての説明だけど、基本属性は、火、水、風の3つだ。」

「他に、他者に干渉できる力や、時間停止、巻き戻しなどがありますぞ。他にもいろいろありますが。カイ坊は基本魔法のほうがつかえると思いますがな。」

「・・・カイ坊?」

「ホッホッホ。私からするとあなた様などまだまだかわいい坊やですのでな。」

なんとなくだけど、ユメミルは見た目的に魔王より長く行きてそうな感じだ。

「僕は前に話した通り、魔法適性が全くなく、恥ずかしながら魔法が使えないんだ。」

「ですが、弟様は勉強熱心で、魔法は使えませんが、知識は私より全然ありますよ。」

「とりあえずやってみようか。兄様の子供だから、多少やっただけでとんでもないことになるだろうけど。」

魔王はどんだけ強いんだ?

「わ、わかりました。」

「あの木を爆発させてみようか。じゃあまずは、ユメミル。お手本を見せてあげて。」

弟さんは、魔王城の庭にはえている木を、窓ごしに指差してそう言った。

「わかりました。・・・消え去れ!!」

ユメミルは、聞いたことないほど力強い声でそう言った。そうすると標的にされていた木は、一瞬にして、粉々になってしまった。

「今のは簡単な風属性の魔法だよ。ユメミルは、だいぶ抑えてあれだからね。僕からすると羨ましい限りだよ。」

だいぶ抑えてあれなのか。魔王国、恐ろしい。

「じゃあ次はカイくんの番だよ。ユメミル木を戻してくれ。」

ユメミルが手を前に出し、「戻れ。」というと木は爆発する前に戻った。

「まずは、あの木が爆発する様子を頭の中で思い描くんだ。そしてそれが頭の中で定まったら、何か言葉を言う。まぁ、説明じゃ分かりにくいからやってみよう!」

僕は少し苦い顔をしながらも言われたとおりにやってみる。さっきユメミルが木を爆発させた時の事を思い浮かべて、今度は僕が爆発させる。セリフをいうと、木が粉々になる。

できた!

「消え去れ!!」

・・・・・・爆発・・・しない?

少し木を眺めていた。だけど、何もおきない。

「・・・うーん、どうしたものですかな。何もおきませんぞ。」

「そうだね。だけどカイくんには、魔法適性がないわけではないよ。じゃあなんでだろう、これは僕にもわからないな。」 

3者頭の中で?マークが浮かんでいる。

その時だった。

バッッッガァン!!!

とてつもなくでかい音がなった。

「どうした!?」

仕事があると、この場を離れていた先代魔王が部屋に飛び込んできた。音は、外からだ。

「・・・ホッホ、これは驚きましたな。」

ユメミルが外を見ながらそう言ったので、僕たちも外を見た。そしたら

「木がない!?」

魔王城の周りには、たくさんの木がはえている。そのどれもが爆発したらしく、粉々になっていた。

「これは、カイの魔法だな。魔法の気配でわかる。我と限りなく似た、だが我と違う。」

「カイくんが大物になる予感はピンピンしているけど、まさかここまでとはね。」 

みんな僕に一目置いていた。僕はもしやとんでもないことをやらかしてしまったのではないか。 

「カイ、我の魔法で少し成長させたとはいえ、肉体も精神もまだまだだ。お前は、魔王国で一番の魔法使いになるかもしれない。だが、」

「ホッホッホ。」

「カイくん。君はものすごく不器用だ。」

「え?」

ブクマや評価、感想書いて頂けるとありがたいです!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ