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魔王よりも強い【荷物持ち】は滅亡した世界から過去に戻り、『二周目の世界』を圧倒的な強さで無双する。  作者: 六志麻あさ @『死亡ルート確定の悪役貴族2』発売中!
第7章 一年後、切り開いた未来

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6 手に入れたいものは……

 俺はその場に立ち尽くしていた。


 ガードナーは、どこかに姿を消してしまった。

 一体、なぜ彼が魔王の力らしきものを身に付けていたのか。

 彼を転移させたのは何者なのか。


 全部、謎のままだ。


「ガードナー、お前は……」


 どうにも嫌な予感がした。


    ※



 気が付くと、ガードナーは巨大なホールの中にいた。


「どこだ、ここは……?」


 戸惑い気味に周囲を見回す。

 薄暗い室内を、無数のロウソクの炎が赤く照らしていた。


「確か、俺はカインと戦っている途中で――」

「はい、私たちの転移魔法でここにお連れしました、ガードナー様」

 ホールの入り口から誰かが歩いてくる。

「――お前は」


 背筋がゾクリとするような悪寒が走る。


 この感覚が走るのは、魔族と向き合った時だけだ。

 それも、かなり力を持った――。


「高位魔族か」

「いかにも」


 現れたのは小柄な青年だった。


「現在の魔王軍において魔将を務めておりますルイグと申します、ガードナー様」


 青年が一礼した。


 魔将――。


 かつて魔王の側近に七体の最強の魔族たち……『七魔将』がいたが、その地位を継ぐ者ということだろうか。


「魔族が俺になんの用だ」


 ガードナーは身構えた。


 カインとの戦いで斧を失ってしまったが、彼には両の拳がある。

 ガードナーは格闘においても超一流なのだ。


「私は敵ではありませんよ、ガードナー様」


 ルイグがまた一礼する。


「魔王軍残党じゃないのか?」

「その通りです」

「なら、俺の敵だ」


 ガードナーがルイグをにらむ。


「そうでしょうか?」


 彼は平然としていた。


「そもそも、あなたの目的は何ですか、ガードナー様? 世界平和ですか? 人々の愛と自由を守ることですか?」

「……なんだと」

「どちらも違う。ふふ、あなたの目的は――ずばり、強さだけです」

「…………」


 ルイグの言葉に、ガードナーは無言で返した。


 とはいえ、内心ではうなずいている。


 確かに、世界平和に興味はなかった。

 一年前のカインの戦いぶりは、ガードナーにとってショックでしかなかった。


 世界最強を自負していた自分よりも、はるかに高みに立つ戦士がいたのだ。

 しかも、その差はちょっとやそっとで詰められるようなものではない。


 仮に1000年修行したところで、ガードナーはカインを超えられないだろう。

 そんなカインの強さを見て以来、彼は強さに取りつかれるようになった。


「あなたを――魔族に迎え入れたく思います」


 ルイグが唐突に切り出した。

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忌み子として処刑された僕は、敵国で最強の黒騎士皇子に転生した。超絶の剣技とチート魔眼で無敵の存在になり、非道な祖国に復讐する。


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