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魔王よりも強い【荷物持ち】は滅亡した世界から過去に戻り、『二周目の世界』を圧倒的な強さで無双する。  作者: 六志麻あさ @『死亡ルート確定の悪役貴族2』発売中!
第6章 二度目の最終決戦

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5 最強を求める者1

 ガードナー・アクスは最強の傭兵として、幼少のころから幾多の戦場を駆け巡った。


 最初は生き延びることに必死だった。

 徐々に力をつけ始めると、戦功を建てることに夢中になった。


 周囲はやがてガードナーを『最強』と称え始めた。


 とはいえ、それは『傭兵として』最強ということだ。


 世界最強を名乗るには、他にも候補者がいる。


 たとえば、世界剣術大会で二連覇を果たした聖騎士リーヴァル。

 あるいは若くして最高峰の魔術師と名高いシリン。

 卓越した武闘家で、生ける伝説と化しているグロウ翁。


 他にも何人かの猛者が思い浮かぶが、何よりもガードナーの前に立ちはだかる強大な壁――。

 それは、ほんの少し前までは無名だった強者、カイン・ベルストだった。


 カインの戦いぶりを見て、ガードナーは大きな衝撃を受けた。

 そして、打ちのめされる自分を感じていた。


 一生修行しても、彼には勝てないと――。


 勝ちたい。

 誰よりも強くなりたい。

 そのためには――。


「そうだ。俺は力を欲している」


 だから、ガードナーはシリルたちに声をかけなかったのだ。

 本能が知っていたのだ。

 ここに『力を得る』ための源泉がある、と。




「俺は、力が欲しい」




「!?」


 ガードナーはギクリとした。


 今の声は、ガードナーが発したものではない。

 前方から歩いてきた誰かの言葉だ。


「お前は……!」

「また会ったな」


 アベルがニヤリと笑った。


「お前は投獄されたはず……なぜ、こんなところに」

「呼ばれたんだ。こいつに」


 アベルが笑みを深めた。


「力が欲しいか、と。もちろんほしいさ。俺はこの世界で最強の存在になる――」


 言うなり、アベルはモヤに向かって手を伸ばした。


「待て! それに触れるな!」


 ガードナーが叫んだ。


 あのモヤを手にするのは、自分だ。

 本能がそう告げていた。


 だが、もう遅い。


 アベルの手にモヤが絡みつき、広がり、全身を覆い――。




「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!」




 アベルが背を向け、絶叫する。


 彼の全身を包んだモヤはやがて、彼自身の肉体と融合した。


「お前は……」


 振り返った彼を見て、ガードナーは呆然となった。


 アベルの顔は――変質していた。

 顔の半分は秀麗な青年。


 そしてもう半分は……黒い髑髏のような不気味な容貌に変化していた。

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忌み子として処刑された僕は、敵国で最強の黒騎士皇子に転生した。超絶の剣技とチート魔眼で無敵の存在になり、非道な祖国に復讐する。


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