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魔王よりも強い【荷物持ち】は滅亡した世界から過去に戻り、『二周目の世界』を圧倒的な強さで無双する。  作者: 六志麻あさ @『死亡ルート確定の悪役貴族2』発売中!
第5章 勇者選定儀式

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9 六魔将VS荷物持ち

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「まず俺が行く。お前たちは流れ弾が飛んできたときに、みんなを守ってくれ」


 俺はシリルたちにそう言うと、飛行魔法を使い、空高く飛び上がった。

 六人の魔将たちと空中で対峙する。


「お、ここまで飛んできたか」


 魔将たちはニヤニヤ笑いながら俺を見ていた。

 相手の力量を理解できないのか、それとも――?


「魔将六人を相手に、たった一人で戦う気か?」

「舐められたものですねぇ」

「言っておくけど、あたしら……強いよ?」

「うん、強い強い……強い?」

「いや、なんで疑問形なんだよ。そこは言いきれよ」

「だって、向こうの方が強そうじゃない?」

「ど、どうってことねーよ!」


 魔将たちは口々に言い合っている。


 ……こいつら、あいかわらず一枚岩とは程遠いな。

 俺は少し呆れてしまった。


「そろそろいいか?」


 剣を抜く俺。


「宣言通りだ。瞬殺してやる」

「舐めるなぁ!」


 怒号を上げて、六人の魔将がいっせいに魔法弾を撃ってきた。


「何か策があるかと思っていちおう警戒したけど――単なる力押しか」


 まあ、それも当然だろう。


 基本的に彼らは未来に起きる出来事を知らない。

 俺が、どれだけの強さを持っているかを知らない。


 だから『たかが人間』と見下し、雑な戦法で攻撃してくるんだ。


「だが、残念だったな」


 俺は一気に魔力を増幅した。


 魔族の肉体ならではの、高速魔力発動。


 さらに詠唱破棄。

 そして同時多重魔法起動。


「【ファランクス】!」


【貫通】と【追尾】を同時に付与した魔法弾を、ありったけの魔力を込めて放つ。


 その数は、優に数百発。

 奴らの魔法弾をすべて消し飛ばしながら、さらに突き進んでいく。


「なあっ……!?」


 六魔将の驚きの声を飲みこみ、


 どー……んっ!


 全員が魔法弾に撃ち抜かれ、絶命した。


 瞬殺、完了。


「よし、あとは魔王だけだ――」


 俺は周囲に神経を巡らせる。


 奴を倒し、この世界を平和にするんだ。

 滅亡させてしまった『一周目の世界』の分まで。


 俺が、この手で魔王を倒して――。


「魔将が全滅するとは……何者だ、貴様」


 ずずず……。


 空中に新たな『線』――異空間通路の出入り口が現れた。

 そして、そこから黒いシルエットが出現する。


「来たか……」


 魔王。


 さあ、お前を倒してすべてに決着をつけてやるぞ――!

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忌み子として処刑された僕は、敵国で最強の黒騎士皇子に転生した。超絶の剣技とチート魔眼で無敵の存在になり、非道な祖国に復讐する。


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