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しゃねるのにっき  作者: しゃねるちゃん
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8月7日

今日の午前中は無印良品から宅配の注文をしていた白黒ボーダーのシャツと黒のイージーパンツが届いた。


正直衣類が黒と白ばかりになるのが男の宿命なのかとげんなりしないこともないのだが、

町中とか大学でピンクの短パン履いている男とか見かけるとあぁはなりたくないなと思ってしまう。

オリジナリティの減衰した社会の産物だ。


俺自身面倒くさがりでファッションには疎いかつたいして興味がないタイプだと思っているので、黒と白の服は汎用性が高くて嫌いではない。むしろスタイリッシュで好きだ。


もしこれを読んでいるそこの君が衣服で悩んでいるなら、今持ってるよくわからん服をリサイクルショップに持っていき、黒のズボンと白のシャツ、それからジーパンを買ってくるといい。楽でかっこいいぞ。


服自体はサイズが丁度だったので満足である。

まぁこれは事前に池袋の店舗で見てきたから概ね予想通りなのだが。

僅かな満足感から、「今日はいいことがあったぞ!」

という幸福感を増大させるのが幸せな人生を送るコツだと思う。

実際箱を開けたときは時間通りに宅配が届いた事に感動し、一度着てみてその着心地の良さに感動し、あっという間に箱を片付けてついでに部屋の掃除をした

自分の行動力に拍手を送りたい。


そういうチープな幸せがストレス社会に求められているのではなかろうか。


午後は夜に友人とのゲームを控えているので、それに備えてお昼寝をした。

課題もなく、自由気ままに夏休みを謳歌できるのは独り暮らし大学生の利点の一つだ。

最近買ってきた村上春樹の「IQ84」を読みつつ、エアコンの聞いた部屋で昼間から眠りに落ちる。


自由に膨大な時間を使える全能感が好きだ。

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