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リオズ親衛隊 第四回 会議
リオズ親衛隊本部〜〜〜
イェータ
「あたしも、王子様に負けちゃったわあ〜。」
イェータは首を振ってデカイイヤリングをジャラジャラならした。
ドラア
「お前もか。」
一同がざわつく。
イェータ
「しかもホワイトタイガーを飛燕暗殺で仕留めたのよ、信じられる?」
一同が感嘆の声をあげた。
ソンム
「すごい才能だな。」
ピーテ
「ところで…その王子はリオちんに懸想する様子はないか?」
イェータ
「ええ、どうも子供だと思っているらしくてその気配は全くないわね。はたから見てても親子よ。」
ピーテはほっとしている。
イェータ
「それに、あのリオちんを訓練してるのよ。」
一同がざわつく。
ドラア
「信じられん!」
イェータ
「まあ、食べ物で釣ってるんだけど…ものすごい進歩よ!」
ボルタ
「あのリオちんが……。」
ボルタは感慨深げな表情をした。
ピーテ
「明日は私だな、リオちんの進歩を見るのが楽しみだ。」
つづく