リオズ親衛隊 最終会議 ファーストシーズン最終話
リオズ親衛隊本部〜〜〜
クリシュナはリオを部屋の中まで引っ張った。
リオ
「お……俺の絵が…飾ってあるっす……。」
20人ほどのリオズ親衛隊は大騒ぎだ。
ドラア
「クリシュナ!どういうことだ!」
クリシュナ
「お前たち!!黙って見てろ!」
クリシュナは親衛隊に怒鳴った。
そしてリオの方を向いた。
クリシュナは大きく深呼吸した。
クリシュナ
「リオ!好きだ!」
一同がざわついた。
リオは右を見て左を見てクリシュナを見て言った。
リオ
「お………俺っすか?」
クリシュナ
「そうだ、俺はリオが好きだ。」
リオ
「…………。」
リオは頰を赤く染めた。
リオ
「お………俺は男っすよ。」
クリシュナ
「知ってる。」
リオ
「…………………。」
リオは顎に手を当てて考えて言った。
リオ
「俺はダメダメなアサシンっすよ。」
クリシュナ
「それも知ってる。」
リオは首を傾げている。
クリシュナ
「俺は何も欲しいと思ったことはない。人も物も。
一人でいるのが好きだし、たまたま王子に産まれたから物にも恵まれてた。
………けど……お前は気づいたら俺のそばにいて、それが心地よくて…。
………っと俺は……お前が俺のそばから離れる事を考えると恐怖で何も考えられなくなる。
俺が欲しいのはお前だけだ、他にはもう何もいらない。」
リオの目が見開かれた。
クリシュナは辛そうな顔をしている。
クリシュナ
「俺はリオがいないとダメなんだ。
お、俺は……俺は……リオに会うために産まれて来た!」
一同がおおーーーと声をあげた。
クリシュナ
「リオも俺のために産まれて来たんだ!」
一同がええーーーー?と声をあげた。
クリシュナ
「リオに依頼したい!
アサシンとして、俺を一生守ってくれ!」
一同がふざけるなっと野次を入れた。
クリシュナ
「おまけに、俺を愛してくれ!」
さらに野次の声が上がる。
リオ
「い、依頼………。仕事っすか。一生の………。」
リオは真っ赤な顔で悩みだした。
クリシュナ
「リオ………。」
クリシュナは優しくリオの両手を取った。
クリシュナ
「一緒に世界を食べ歩こう。」
リオの紫色の瞳が輝いた。
リオ
「わ…わかったっす。一生……クリシュナを守るっす。
それに……頑張って………愛するっす……。」
一同が怒号をあげる。
ファイヴナイツが飛び出して来て二人に詰め寄った。
ドラア他
「待ったああああああ!」
ドラア
「リオ!
俺を一生守ってくれえ!」
ボルタ
「いや、俺を守ってくれ、頼む!」
ピーテ
「私を一生守って下さい!リオがいないと私は生きていけない!」
イェータ
「か弱いあたしを守って!リオ!」
ソンム
「リオーーー!俺だ、俺を守ってくれよおおお!好きなんだよおお!」
5人とその他15人はリオに詰め寄った。
リオは壁際まで追いやられた。
リオ
「あの……申し訳ないっす……。もう約束しちゃったんっすよ……。」
「ま、ま、ま、ま、まさかの……………早いもん勝ち!!!!!!」
リオズ親衛隊……………撃沈。
ドラア
「殺す……、よくも俺たちのリオちんを!」
クリシュナ
「俺を殺すならその前にリオを倒さないとな。」
クリシュナ
「俺のアサシンだから。」
ドラア
「う……うわあああああああ。」
リオズ親衛隊………………再び撃沈。
クリシュナは沈んだ親衛隊を掻き分けながらリオに近づいて壁に押し付けた。
クリシュナ
「リオ、愛してるよ。」
リオ
「えっ…………、あ………ちょっ…。」
自分めがけて降りてくるクリシュナの唇から逃げる術を思いつかず、リオは固く目を閉じた。




