CONTINUE・2 START~最初にやる事~
本日2話目の更新です。
書き忘れが有ったので一部修正しました。
「………って!?って!最後まで言わせろよ!!?」
思わず叫んでいた。
さて………ここは、何処だろう?。
そう思って周りを見渡して見ると2人の人が目に入った。
その内の1人は物凄い美少女でもう1人は鎧を着た騎士風の人だ。
だが、その騎士を見た瞬間思わず駆け出していた。
「………っ!!?大丈夫ですか!!?」
「来てはなりません!!?」
「へ?」
その騎士の言葉に驚いて止まってしまった。
しかし、これがいけなかった………。
気付いた時には手遅れだった。
俺の目には俺に向かって飛んでくる何かが見えてそして………俺は最初の死を迎えた。
「………………ふざけんなよあのくそ神が!!?何が「君を送り込む場所は安全だから♪」だ!全然安全じゃないじゃないか!?嘯くのも大概にしやがれ!?………しかし、死ぬとこんな風になるんだな………」
俺はコンテニューの効果で停まった世界を見渡した。
どうやら俺が死んでコンテニューが発動すると俺は幽体離脱の様な状態になりこの世界の時間は停まる様だ。
「うわぁ………完全に止まってるよ………。でも何で死んだんだ?」
俺は自分の死体を見た。
そこには頭に斧を生やした自分の死体があった。
「………あぁぁ、斧だったのかアレ………しかし、見事に頭に当たってるよ………そりゃ死にもするわ………」
そう言いながら俺は投げた張本人を見たのだが、その容姿を見て思わずテンションを上げた。
「うわぁ!オークだよ!マジか!?うおぉぉ!ファンタジーだ!!?凄ぇ!!」
その姿に思わず興奮して仕舞った。
ファンタジー小説やゲームをやっていたので余計に興奮して仕舞った。
そして、少し落ち着いた所で今度は怒りが沸いてきた。
「あぁぁ!ちくしょぉぉ!いきなり攻撃とか有り得ないだろうが!?っうかこのオーク俺に斧を当てて笑ってやがる!今に見てろよその笑い顔後悔させてやる!しかし、何時になったら生き返るんだ俺………」
何時コンテニューの効果で生き返るのか分からないので警戒していたが何時まで経っても変わらないのでもう一度自分の死体を見てみた。
「しかし、動かないで居るとこんな風に殺されるのか………あれ?俺ってこんなに若作りだったっけ?」
ふと疑問に思って確認してみようと思った。
「そう言えばコンテニューが発動してる時ってステータス見れるのかな?………試してみるか。ステータスオープン!」
『渡瀬勇治
年齢 18
性別 男
職業 魔法使いLv1
HP :0/66
MP :110/110
攻撃力 :38
防御力 :30
魔法攻撃力 :88
魔法防御力 :73
素早さ:33
経験値:0/40
総合経験値:0
装備: なし
職業一覧: 平民Lv25 魔法使いLv1
称号: なし
スキル:鑑定Lv1 言語理解 限界突破
ユニークスキル:コンテニュー 魔法Lv1 アイテムボックスLv1 成長促進
使用可能魔法: ショットLv1/コスト10』
「おう、若返ってるよ。………18かぁ、っうかこれもあの神の仕業かねぇ」
まぁ、若返って困ることはないな!。
んで?何時になったら戻るんだ?。
とそんな事を考えてたら………。
「お?」
俺の死体から斧が抜けてオークの方へと飛んでいった。
それは、例えるなら動画を逆再生するかの様に。
「よし!次はこうは行かないからな!覚悟しやがれ!!豚野郎!」