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CONTINUE・24 how to use~使用方法~2


「勇者様………どうか、どうか彼女を……………」


「彼女!!?………女性なのか!!?」


 良く見たら鎧は男用の物と比べて胸の部分が突出していて確かに女性用だった。

それなら………。


「分かった………絶対に治して見せる………」


「カズキ様………」


「俺が彼女を治癒してる間、姫さんはさっきの事を意識して軽傷者の治癒を頼む!」


「はい!」


「アルバートさんと医療チームの皆は姫さんのサポートを!」


「「「「「お任せを!」」」」」


「騎士のお二人には彼女をこんなにした魔物の所在と他の騎士達への警告、並びに彼女施術が終わるまでその魔物の足止めをお願いします」


「足止めですか?」


「討伐では無く?」


「えぇ、足止めです。………施術が終わり次第俺直々に出向いて地獄を見せます」


「「っ!!?」」


 2人は俺の顔を見て息を飲んだ………。

恐らく俺は今相当怖い顔をしているのだろう………もしかしたら雰囲気かも知れない………まぁ、どちらにせよ今俺は物凄く怒っているのだ。

騎士になった時点で女は捨てている何て良く言うがそれでも女性は女性だ。

その女性をこんな姿にしたのだ許せる訳が無い。

そんな奴は俺直々に地獄を見せなければ気がすまない。

そいつには本気で地獄を見せてやる!。


「それでは俺は彼女の治癒を始めます全員指示道理お願いします」


「「「「「「「「「はっ、はい!」」」」」」」」」


 その返事を残して全員はそれぞれに出した指示に従って動きだした。

騎士の2人は若干怯えていた見たいたが………。

まぁ、それは別にどうでも良い………本当は良くは無いけどそんな事よりも今は優先する事が有るのだ。

今俺の目の前に酷い火傷を負った女性がいるのだ。

普通の回復魔法では回復しきる事が出来ない。

例え生き残れたとしても女性としての幸せは絶望するしか無いだろう。

そんな事許せる訳が無い!。

俺はアルバートさんの腕を治せなかった時悔しかった………。

もし、もっと魔法を使えれば彼の腕を治せたかも知れないのだ。

正直傲慢で強欲なのは分かっている………。

それでも………彼の腕を治して上げたい!。

今の俺には失った腕を戻して上げられないけど………何時かは取り戻して上げたい………その為にも先ずは目の前彼女をそんな絶望から救う!。


「さぁ!始めよう!」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


side:???


 俺の名前はザック……この勇者召喚の儀式に騎士の1人として参加してる何処にでも居る普通の騎士だ。

この戦いは勇者を召喚するまでの時間稼ぎで俺を含む騎士ははっきり言って仕舞えば捨て駒だ。

何故なら勇者召喚の儀式が出来るこの神殿が有る場所が魔物達に襲われ奪われた元王都が有った場所に有るからだ。

神殿自体は神の力により守られていたが勇者召喚を行うとその力は失われ襲われると聞いている。

この世界を救うには俺達この世界に生きている人達だけでは救う事が出来ないと姫様は神に言われたと言っていた。

そんな事は無い!と言いたかったが実際の話しそれは不可能だと思い知らされた。

俺が戦った奴は恐ろしい程の強さだった………。

あの時………勇者様が現れて炎の壁を出して敵を倒して下さってなければ今頃俺は死んでいただろう。

勇者様には感謝してもしたり無い………しかし………。


「なぁ………」


「何だ?」


「さっきの勇者様さ………お前どう思った?」


「俺は………正直怖かった」


「俺もだ………」


 俺達は立ち止まり振り返ってさっき仲間を運び入れたテントを見た。


「でも………あれマリーナの為に怒ったんだよな?」


「多分そうだと思う………」


 きっと勇者様はとても優しい方なのだと思う。

勇者様があんなに雰囲気が変わったのはあの状態の男か女かも判別し辛い彼女が女だと分かった瞬間だったのだ。

多分だが女のマリーナがあんな風にされた事に怒ったんだと想像出来る。


「アイツ………治るかな……」


「勇者様は絶対に治すって言ってたけど………」


「治ると良いな………」


「あぁ………」


「治ったらアイツに礼をしなくちゃな!」


「そうだな………」


「その為にも先ずは」


「あぁ………先ずは!」


「「勇者様の指示を完璧にこなす!」」


 さぁ!気合いを入れて行くぞ!。

そして、マリーナに礼をする!。




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