CONTINUE・16 Outside~外~
さて、まずやるべき事は戦場の状況把握と地形の把握、それと敵戦力の分析だな。
何が居るか分からないしどれ位の数が居るのかも分からない。
最悪あの豚戦士以上の強い魔物が居る可能性もあるしな。
取り敢えず、外に出たら地形の把握と勢力分布を把握して敵と味方の分断、並びに避難誘導を行いつつ敵を少しでも削って神殿に全員避難出来たら直ぐさま扉を閉めてウォール(恐らく防御系の壁を作り出す魔法)で扉を補強その後は味方の治癒をして………って!あぁ!もぉ!やる事多すぎだ!この世界来たばっかで何でこんなに忙しいんだよ!。
何かイライラして来た。
「ユージ様、こちらの用意は出来ました!」
そんな感じで少しイライラしている内に2人の準備が出来様だ。
まぁ、準備と言っても2人がどう動くかの確認とかその辺りしか出来ないんだけど………もっと時間が有ればしっかり出来るのに。
っと、それは後で考えよう今はやるべき事をやろう!。
「よし!じゃあ作戦道理に先ずは俺が門の外の確認と障害の排除。2人は俺に続いて外に出て俺の後ろから他の騎士達に呼び掛けをして中に誘導。避難が完了したら俺達も中に戻って扉を閉め、その後に俺の魔法で扉を補強して安全を確保。それからゆっくりと治癒をして全員準備が出来次第脱出する………最後に危ないと思ったら直ぐに避難をしてくれ。それじゃぁ行こう!」
そう言って2人の返事を待たず俺は扉を開き始めた。
何で答えを聞かずに動くのかは単純だ。
危なくなったら逃げろって言ったって聞く訳無いのは分かってるからだ。
何せ片腕が無いってだけで自分の命を捨てる位だからな。
素直に避難してくれる訳が無い。
そんな事を思っていたのだがだんだんと扉が開かれる事で扉の外が見え始めた。
「うぉぉぉぉぉぉぉ!」
「ガイの敵ぃ!」
「俺はまだ死んでねぇ!」
「ライ!結婚して!」
「ミーナ!勿論だ!」
そんな声が………って結構余裕だなお前等!。
それとも冗談とか告白とかを混ぜないと持たない位ヤバイのか?。
そんな事を思いつつ更に扉を開けていたら後ろからため息混じりに。
「………はぁ、あのバカ者共が!」
「………良いじゃないですかアルバート。一組の夫婦が誕生したのですから」
「………そうですが、時と場所を考えて欲しいものです。………はぁぁ」
………アルバートさん、心底お疲れの様だ。
まぁ、これから戦場に出ると言う時に部下がその戦場でバカをやってればため息を吐きたくなる気持ちは分かる。
もうちょっと緊張感が欲しかった。
っと!そんな事より状況は………。
「………逆半円に騎士が並んで負傷者は中央に集めて回復しつつか………良い布陣だけど怪我人が多いいな」
だけど扉側に敵が居ないのは助かるこれなら外に出やすい。
「姫さんは外に出たら負傷者に声を掛けて下さい。アルバートさん防衛班の指揮官に説明をお願いします。俺はウォールを使って敵と味方の分断をします!それじゃぁ………行きます!」
そう叫び俺は外に飛び出した。




