CONTINUE・15 Proposal~提案~
俺は今神殿の入り口の扉の陰に3人で立っている。
さて、いよいよ外に出る時が来た………ここまで長かった。
と、言っても何度もしに戻りしてるからそう感じるだけで実時間は対して経っていないんだけどさ。
「いよいよです。どうやら外ではまだ私の部下達が頑張ってくれていた様です」
「その様ですね。お2人の準備は出来ましたか?」
その問い掛けにアルバートさんは静かに頷き、姫さんは………。
「………は、はい!だ、大丈夫です!」
不安か緊張かは分からないが少し震えていた。
まぁ、仕方無いよないきなり敵のど真ん中に突っ込むんだからそう言う状態になるのは。
一応、一言言って励ましとこう。
「不安ですか?」
「え、えっと!はい!その………少しだけ。………わ、私の事よりもユージ様こそ大丈夫なのですか?」
大丈夫って?………もしかしてMPの事か?。
一応さっき確認したらMPは全快してたから大丈夫だとは思うけど………。
やっぱりそこが気になってるんだろうな。
これから敵に突っ込むんだから足りないとかだと不安にしかならないよな………。
これ、不安の原因は取り除いといた方が良いよな。
良く、不安や恐怖で動きが鈍って死ぬとか聞くしな!。
「大丈夫ですよ。MPは既に全快してるのは確認して有りますし。回復量が増えてるのでどれだけ魔法を使っても直ぐに回復しますから。………それと、2人に提案が有ります………」
俺の「提案」と言う言葉に2人は「これから脱出するのでは?」と首を傾げていた。
「ここから脱出する為に2人にはどうしてもやって貰いたい事が有るんです」
「………やって貰いたい事ですか?」
「はい、2人には外に居る騎士達に呼び掛けて神殿の中に避難させて貰いたいのです………」
「………避難ですか?そのまま脱出するのでは無くてですか?」
姫さんはそのまま脱出する積りだったようだけどそれではダメだ。
「はい、外に居る騎士達はずっと戦い続けて怪我人も多く居る筈です。このまま脱出したのでは怪我をした人達は足手まといになり最悪それを庇って全滅何て事になるかもしれません。それと疲労している人達もその疲労が元で倒れるかもしれません。ならば一旦全員神殿に避難して貰って入り口を俺の魔法で封鎖して安全を確保。その後、治癒を行い万全の体勢にしてから全員で脱出を行う。これが俺が考えた一番安全な脱出策です」
ここまで一気に話し俺が考えた脱出策を2人に伝えた。
この作戦は単純に言うと生存者の治癒と人員の確保並びに生還率を上げる事を目的としている。
まぁ、本音はただ死んで欲しくないだけなんだけど………。
偽善だってのは分かってる………叶えるのも難しい事も………それでも、諦めたくは無いんだ。
その為に出来る事は何でもしてやる!。
「分かりました!頑張ります!」
「私も全力で当たらせて貰います!」
2人は気合いの篭った返事を返してくれた。
さて!頑張りますか!。




