CONTINUE・10 End abrupt~唐突な終わり~
お久し振りです。
連続投稿1日目です。
どうぞお楽しみ下さい。
3つのショットがオークに向かって飛んで行く。
1つは真っ直ぐ正面から2つ目は左上から落ちる感じでそして3つ目は最初のショットに隠れる様にして1つ目の直ぐ後に続いて………。
今奴には2つのショットが迫って来ている様に見えている筈だ。
最初の2つは囮で奴に撃ち落とさせるのが目的で本命は最後の1つだ。
ここまでやったんだ当たってくれ!そんで出来れば倒れろ!。
「ブモォォォォォォ!」
奴が吼えて斧を振り上げた。
そのままの勢いで袈裟斬りに2つを切りに来た。
それを確認した俺は胸へと向かっていた1つを顔に向かう様に軌道を変更した。
「ブモ!!?」
急に軌道が変わり奴はそれに慌てていた。
俺もちょっとびっくりした。
発動して敵に飛んで行った魔法の軌道が変えられるのか試すだけだったんだけどこんなに簡単に弄れるとは思わなかった………しかし、これで戦術の幅が広がるな!。
さて、オークだが軌道が変わった魔法に対応する為に体を反らして斧を構えている。
囮として放った2つだがただ撃ち落とされるのは癪だからもう一丁驚かせてやる!。
俺は2つの魔法の軌道を更に変更した。
1つは反らした顔を追いかける様にもう1つは奴が動いた為に肩に当たりそうな奴を膝に向かう様に軌道を変えた。
「ブモ!!?」
更に軌道が変わった事に驚いて態勢を更に変え様としていたが体を反らしていた所為か上手く体が動かせ無い様だ。
そうこうしてる内に魔法は奴にどんどん近づいて行った。
奴は覚悟をしたのだろう態勢を変えるのを止めて致命傷となりうる顔に向かっている魔法を打ち落とす事にしたようだ。
そしてその姿勢のままオークは斧を振り下ろし顔に向かっていた魔法を切り裂いた。
しかし、その代償に軌道を変更しておいたもう1つのショットが奴の足に直撃した。
「ブモォォォォォォッ!」
俺のショットが相当痛かったらしい………当たった直後に叫んでいた。
けどそれだけで終わらせる気は無い!。
今のこの状況こそが俺の望んでいた展開だ。
奴が痛みに叫んだ瞬間最後のショットが奴の顔に当たった。
次の瞬間オークは叫び声を上げる事無く後ろに倒れた…………………………………アレ?倒れた?。
一体何が!!?………そう思って慌てて【鑑定】を発動した。
【鑑定】はレベルに応じて見れるモノの上限が変わっていく。
最初のLv1だと自身のステータスか命の無い死体、後は物の名前位しか見る事が出来ない。
そして、オークを【鑑定Lv1】で見た結果…………………。
『オーク(死体)』
と、表示されたのだった………………。




