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ドラゴンの指輪  作者: ゆきめ
第一幕 幕開け
2/11

少女達の一日

 AM8:00


 一台の車が大きな門の前に止まる。


 太陽の光で鈍く光る漆黒の高級車“ロールスロイス”


 木製の大きな扉がギィと音をたてながら開けられると、その奥には鹿威しや錦鯉が優雅に泳いでいる大きな池、種類の違う様々な木々、所々に小さく咲き誇る花々。


 息を吐く程の美しい庭園が広がっていた。その庭園の奥に立派なお屋敷が立ち構えている。


 玄関から両サイドに多くの女性、男性が立っている。玄関の扉が開き2人の少女が出てくる。


 すると一斉に



 「いってらっしゃいませ、つばきお嬢様、さくらお嬢様」



 静かな住宅街に響く声。腰を曲げ、頭を下げる。男女が作り出したその道をゆっくり歩いていく2人の少女。


 歩いて数分、門の横に止めていたロールスロイスに乗り込み、学校に向かった。




 PM4:00



 学校が終わり、すぐに車に乗り込み屋敷に向かう。屋敷の左奥は稽古場になっており、2人の稽古場所である。


 学校からすぐに家に帰り、稽古場に行く。そして遅くまで稽古をする。友人と遊ぶこともなく、ただ学校と家を行き来し、稽古をする毎日。



 これが2人の日常。


 そんな毎日をずっと続けてきた。


 


 そして、これからも...



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