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永遠のソロ冒険者ユウト〜でも強すぎて活躍してしまうので一人にはなれない件  作者: kida aotuka


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5/8

ご令嬢のテレシアと騎士団長のアーシャ

しばらくしてユウトの元に誰かが訪ねてきた。玄関を開けるとそこにはいかにもご令嬢の様な姿をした

女性とその付き人っぽい感じの執事がいた。


「初めまして。わたくしテレシア・メーディと申します。あなたに折り入って頼みがありまして

中に入っても」

「まぁいいけど」


二人を中に入れてリビングにあるソファに座らせる。


「悪いな何もなくて」

「かまいませんわ。急に来たのはこちらですから」

「で、どんな用事だ?」

「ずばり、今度わたくしが主催するランクアップ戦のスペシャルゲストに出て欲しいのです」

「ランクアップ戦?」

「ええ。冒険者の皆さんは日々ランクを上げようと頑張っています。わたくしは冒険者では

ありませんが、その行為には称賛しています。わたくし達が安心して暮らせるのはこれも

皆さんのおかげですから。それで皆さんのランクを上げれる手伝いをしたいと思いまして」

「それで大会を開いて訓練をしつつランクも上げようと」

「そうです。すでにギルド商会とは商談成立してます。参加者もぞくぞくいるようで」

「そこに俺はラスボスみたいな感じでむかえればいいのか」

「そうです。魔王を倒した英雄のあなたと最後に戦えるのは冒険者の皆さんも光栄に

思うでしょう。ですのであなたに是非参加していただきたいのです」


執事から渡された資料を見ながら考えるユウト。直結できないのはなるべく一人で

いたいのと相手がこの国で一番の財閥であるご令嬢の頼みだという事だ。


5分程考えてユウトは返事をした。


「わかった。参加するよ」

「ありがとうございます。ではまた色々決まりましたらご連絡します」

「了解」


そうしてテレシア達は帰って行った。ユウトはまた面倒なのが来たなと思いながら

飯を作って食べていた。


翌日、ギルドに向かうと店の中では大会の事で話題になっていた。もちろんチラシも

ありそこにはユウトが参加すると大きく載っていた。


それもあってかさらに参加者が増えてるみたいで、これまでにない大規模な大会に

なると受付の人達が言っていた。


街を歩いてると色んな人から大会の事を聞かれる。その大会が開かれるのは一週間後と

決まり、それに合わせて街も盛り上がろうとしている。


そしてそれは当然城の方にも伝わっており、ユウトは王達に呼ばれた。


そこで食事もさせてもらい、客室でユウトはくつろぐ。


「街、いやへたしたら世界中を巻き込んでるかもしれないな。そうなるとどんなけ時間が

かかるんだ?一日、二日じゃ終わらんぞ」


ベッドに横になりながら考えているとドアをノックする音が聞こえた。いいぞと声を出し

ノックした者が部屋に入ってくる。


「失礼します!私はアーシャ。レミア騎士団の団長をしている。あなたにお願いがあって」

「もしかして手合わせしたいとかか?」

「!?やっぱりわかるのですね」

「なんとなくな。ギルドでもそういうのがたくさんいるんでね」

「それで」

「まぁ一人ぐらいならいいよ。これ以上増えないならな」

「ありがとう。では訓練所に来てもらいたい」


アーシャのついていくとそこは城の地下で兵士達が訓練している場所だ。床は土で部屋の中には

人形がある。兵士達もいて二人が来ると訓練を止めて敬礼する。


「すまないがここを借りるぞ!今から彼と試合をする」

「団長が戦う!?すごいのが見れるぞ」

「しかも相手は英雄のユウトさんだ」


ざわつく兵士達。その中央に二人は並ぶ。それなりに広い部屋だが緊張が伝わってくる。


ユウトは持ってきた剣を構えアーシャも剣を抜き構える。


「それでは行きます」

「あぁいつでもいいぞ」


二人の試合が始まった。アーシャが一瞬でユウトに近づく連撃をする。でもユウトはそれを

簡単に防いでいく。アーシャは止まる事なく攻撃をするが一撃も当たらない。


「本当にすごいな」

「ああ。魔王を倒したのも本当みたいだ。団長の攻撃が一度も当たらないなんて」


兵士達は唖然としていた。それまで話だけでしか知らなかったユウトの事を目の前で

見て初めて本当に英雄だと気づいた。


それはアーシャも同じだった。最初から全力で攻撃しているのに一度も当たらない。


「さすがです。でも守ってばかりでは勝てませんよ」

「そうだな。じゃぁこれで終わらそうか。ちょっと痛いかもしれないが」


と守りの体制から一気に攻めに変えるユウト。そして何かが当たった音がした瞬間

アーシャがその場に倒れこんだ。


「何だ今の?」

「あのいったい何を?」

「何も。ただ気絶させただけだ。たぶん普通に攻撃してもこの人は我慢して耐え続ける

だろうからな。だから一撃で終わらせた」

「そ、そんな簡単に?」

「さて、団長さんの部屋はどこだ?運んでやる」


アーシャを抱きかかえて部屋を出て言われた通りの場所に向かい、その部屋に入り

ベッドに寝かせた。


そのままユウトは王達にあいさつをしてから城を出て家に帰った。


翌日の昼、また誰かが訪ねてきた。それは昨日戦ったアーシャだった。


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