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永遠のソロ冒険者ユウト〜でも強すぎて活躍してしまうので一人にはなれない件  作者: kida aotuka


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3/8

魔王の幹部を助けるそして戦う

宿の近くに行くとその道の途中で人が集まっていた。


「なんの騒ぎですか?」

「ユウト様!えっと、あれを」


女性が指をさす方を見るとそこには倒れこんでいる女性がいた。しかし、その姿が

人間ではなかった。そう魔物の姿をしていたのだ。


「誰かが倒したのか?」

「いや、どうやらすでに倒れていたみたいで」

「ちょっと下がってください」


ユウトが近づいて彼女を調べる。傷もなく魔法でやられてるわけでもない。色んな箇所を

触れながら調べているとユウトは気づいてしまった。


「わかりました。彼女はうちであずかります」

「でも魔物ですよ。しかも、あの魔王に近い姿ですし」

「ですからうちであずかります。何かあっても自分なら防げるので」

「じゃ、じゃぁお願いします」


彼女を抱きかかえて宿に向かった。カリに説明して部屋を借りる。ベッドに移して

ユウトはカリの所に行く。


「これでいいのか?ユウト」

「ああ。たぶん」

「本当におなかがすいてるだけなのか?あんな強そうな魔物が」

「魔物も腹は減るだろうからな。アイム、魔王も大食いだったし」

「まぁ何があってもあんたがいるから心配ないからいいけどね」


ユウトはカリと時間をつぶしてから部屋に戻った。料理を持って部屋に戻るとそこには

アイムがいた。


「ユウト!準備はできてるな」

「できてるが、なんでここにいる?」

「こやつの魔力を感じてな。まさかと思ったがいつも通りでよかった」

「いつも通り?」

「彼女はザガム―私の元部下で幹部だ」

「幹部。じゃぁもしかしてあんたを連れ戻しに来たのか?」

「もしくは私を殺しに来たのかもな」

「いくら負けても魔王を殺せるのか?」

「やってみないとわからないな」

「!?起きたのか」

「もちろんです。ですが」

「腹が減って動けないのでしょ。それがなければあなたは」

「しかたないです。こればかりは。それより」


ユウトが持っていた料理を見てよだれをたらしながら見てくる。すぐにそれを食べさせた。彼女は

全部平らげて満足そうにする。


「どうだったザガムー?」

「おいしかった。人間の料理も悪くない」

「それであなたは何しに来たの?」

「・・・・・・あなたを殺しに来ました」

「やっぱり。そっちはどうなってるの?」

「あなたが負けて人間側についた裏切り者として、見つけたら殺すようにと」

「誰が?」

「テンペスです」

「ぺスか。じゃぁあの子が今の魔王なのね」

「いえ、まだです。あなたを消してこそ完全な魔王になれると言っているので」

「そう。別に名乗ってもいいんだけどな」


二人が話している中ユウトはそれを聞いていた。それで疑問に思った事をザガムーに

聞いてみた。


「なぁあんた魔王を殺しに来たんだろ?」

「そうですが?」

「よくそんなに話せるなって思ってな。今から殺そうとしている奴と」

「・・・・・・確かにそうですが、私は」

「あなたはどうしたいの?よく私につくしてくれたあなたは」

「・・・・・・私も魔族。すべての魔物の頂点に立つ魔王様の幹部の一人そして

あなたを尊敬しています。ですが」

「それなら俺が倒してやろうかあんたを」

「私を?あなたができるのか?」

「それは心配ないわ。彼が私を倒したのだから」

「彼でしたか。とても強そうには見えなかったので」

「じゃぁ試してみなさい。彼を倒せれば私も殺せるから」

「わかりました」


そうしてユウト達は街を離れ家に近い丘の上で戦う事にした。


ザガムーはさっきとは違う雰囲気になっていた。青と白の服、長い青い髪。アイム以上の

豊満な胸と身長が妖艶さを増している。


「準備はいい二人共」

「かまいません」

「こっちもいいぞ」

「そんな軽装で私に勝てるの?」

「やってみないとわからないな。負けるつもりはないけど」

「そう。じゃぁ一瞬で終わらせてあげる」


そう言ってザガムーは構えた。ユウトもそれを見て対応する。しかし、ユウトはすぐに

その場に倒れこんでしまった。


「魔王様。終わりました」

「あいかわらず初見殺しね。あなたのそれ」

「卑怯などと言わないでくださいね、魔族相手に」

「わかってるわ。でもまだ終わってないわよ」

「!?手ごたえはありましたが・・・・・・!?」


倒れていたはずのユウトがそこにいなかった。ザガム―は周りを見渡す。そして

ユウトの声がした。


「こっちだよ!」

「!?下!む、胸が邪魔で見にくい」


そうとしってかユウトは下から彼女に向かって攻撃した。その一撃で彼女は吹き飛び

さっきと逆に彼女が倒れこんだ。


「そんな、一撃で私が。体力なら魔王様よりも上の私を」

「本当ね。どうやったのユウト?」

「ただ一点を狙っただけだよ。どんに全身が頑丈でもほんの一点の中心は弱いんだ!だから

そこを狙えば体力があってもどんなに硬い鉱石も砕く事ができる」

「なるほど。それであの子の力も見抜いてた?」

「ああ。彼女が言った一瞬って言うのが気になってな。そんな事ができるのはよほどの

速さかもしくは時間を止めるかだ」

「お前には声を出すのも油断になるな」


アイムはザガム―の所に行き、彼女を抱きかかえる。


「どうするんだ?城に連れてくのか?」

「ああ。一度戻ってみる。あれから戻ってはないからな」

「殺さるんじゃないのか?」

「心配ない。お前以外の奴には負けないよ。これでも元魔王だからな。それで無事に

帰ってきたら、お前と交尾させてもらうからな」

「考えておくよ」

「よし!行ってくる」


アイムは飛び去った。ユウトは家に戻り、部屋で一人ゆっくりと時間を過ごした。


そして、元魔王のアイムはこれもまた元自分の城である魔王城に戻って来た。




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