最強の冒険者
もうすぐ次の街に着く。そこでは絶対に一人で過ごしたい。そう思って歩いているのはユウトという冒険者だ。
この世界では魔物と人間が戦っていて、人間は魔王を倒そうと日々訓練している。
なのでどの国でも冒険者は優遇されたり、色々有意に動けるので誰もが目指そうとしている。
でも、活躍できるのはほんの一握りで、冒険者にはランクがつけられており、一番したが
Z一番上がAランクだ。
そんな過酷な職業のユウトは強くなりすぎてしまい、ランクはDと冒険者カードに表示されているが
実はAランクもしくはそれ以上の力を持っていた。
それもあってかどこの国、どこの街に行っても活躍してしまい一人でいれる時がないほどになって
しまっている。
そう彼は望んで一人になりたいと思っていた。
でも、容姿も悪くないそれで強かったらなおさらモテないわけもなく、常に女性達がついてきて
しまう状態だった。
ユウトも人並みに性欲はあるので、嫌ではないがそれ以上に一人の時間を欲していた。
「ついた。ここがレミア。この大陸で一番大きい街だ。まぁあまり滞在する気はないが
一応部屋を探すか」
街を散策しながらそれらしい店を見て回る。どこを見ても人でいっぱいなのでユウトは
この日は宿に泊まる事にした。これまでに活躍して来たので資金は豊富にある。
良さそうな宿を見つけて中に入る。
「いらっしゃい。お客さん冒険者?」
「一応。部屋空いてる?」
「ああ。うちは人気ないからね。ここに来る人は他の宿に行くよ」
そう話すのはどうやらこの宿の店主をしているカリという女性だ。ちょっとぶっきらぼうだが
美人でスタイルも良い。
店の雰囲気も良いのにここに客が来ないのは他の宿が凄すぎるからだという。
「毎度あり。あとでサービスするから待ってな」
「そこまでしてもらわなくてもいいけど」
「意外と謙虚だね。でも、私の目は誤魔化せないよ。まぁ楽しみ待ってな」
とりあえず案内された部屋に入り、ベッドに倒れ込む。
「さて、明日からここで活動始めるか。ま、どうせいつも通りになるだろうからな。それなら
いっそ先に魔王を倒すか?今はやめとくか」
そんな事を考えているとユウトは寝落ちしてしまった。
少しして目を覚ますと自分の上に誰かが乗っているのに気づいた。そこにはカリの姿が
あった。しかも、下着姿で。
「あのこれは?」
「言っただろ?サービスするって。せっかく来てくれた客だからね。これぐらいはしても
いいだろう。それとも女には興味ないか?」
「興味はありますが、出会ってすぐというのは」
「いいね。そういう意外と大人しい子は好きよ。でも、経験は多いだろうから、ちゃんと
あなたがリードしてね」
「やっぱりバレるのか」
「ええ。大人の女ならわかるわよ。さぁ始めようか」
ユウトはそのまま始めてしまった。こうなるのはわかっている。なのでどうすればいいかも
把握している。
そうして彼女を満足させようやく一人の時間が来るが眠気が増してしまいユウトはそのまま
眠りについてしまった。
翌日、朝からカリに攻められるがすぐに終わらせ、冒険者が集まるギルドに向かった。
ここはギルドレミア。この大陸はもちろん世界中から冒険者が集まるので中は人でいっぱいに
なっていた。受付の順番がやってきて受付嬢に話す。
「なるほど。ランクはDでも経験は多いみたいですね。ではこれで承認完了です」
「ありがとう。じゃぁもし何か困ったら声かけてください。多分自分が一番自由に
動けると思うので」
「そうなんですか?これからパーティを組む予定は?」
「ないです。俺はソロで動きたいので」
「珍しいですね。ソロなんてこのレミアでもいないはずですから」
「そうでしょうね。なんで何かあったら」
と言っていうと誰かが店に入って来て大声で叫んだ。
「緊急クエスト!ま、魔王軍のイヤ、魔王が攻めて来ました」
「ま、魔王がぁぁ!?」
全員が驚いた。当然だ誰が魔王本人が攻めてくると思った?これまでも幹部が攻めて
くる事はあったが魔王自らくるなんて歴史にも残っていない。
そして、冒険者達が街の入り口に集まり少しすると魔物を引き連れて本当に魔王が
そこにいた。




