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煌女革命  作者: あまがみ


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エピローグ

 【奇跡の煌女】の演説をきっかけに起こった【煌女革命】は、国の変革をもたらした。【穢】や【光】、そして【揺】についての無知、忘却あるいは軽視が、公衆の不幸の原因であることをかんがみ、時の皇室は【穢】【光】、そして【揺】における正しい知識を万人に与えるよう約束した。


 しかし真実を隠し続けてきた皇室は民衆の強い反発を受け、解体をせかされることとなる。その結果、皇帝は王権を手放して民衆へと下ることを宣言し、議会制の導入を推し進めた。


 さて。ここで気になるのが、【奇跡の煌女】のその後である。


 俗説では皇室の兵士が放った矢に撃たれた煌女ルイシーナは、彼女を庇った男と共に亡くなったと言われている。だが皇室は煌女と男を殺そうとした事実はないと弁明していた。


 また、王都で【煌女革命】が起こった時期と同じくして、地方でも同様のうねりが起こるようになり、その中心には必ず【光】を持った女がいたという記述がある。【光】を持った女は容姿が【奇跡の煌女】に似ていたことから同一人物ではないかと囃されていた。そしてこの女には伴侶がいた。女に常に寄り添う男は細身で背が高く、自らをかつて【穢】を持っていた者だと言う。二人は不思議と人を惹きつける力を持っており、人を集めて【光穢解放】運動を推し進めていた。この二人がこの国における革命に陰ながら加担していたことは間違いないが、彼らを深く知る者は少なかった。彼らは何処からともなく現れ、そして去っていったのである。


 彼らに会って言葉を交わした者に話を聞くと、様々な話が上がった。けれど、これだけは皆、決まって口にするのだった。


「互いのことを尊敬し、愛し合っている、仲睦まじい夫婦だった」


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