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3-20


「安心したら、お腹空いちゃったな・・・・・・」


俺はお陰さまで、腹いっぱい胸いっぱいだ。


「・・・・・・俺は、いい。

 メシ、食ってきたら?」


奏子の作るメシは、美味いぞ。


「うん。いただこうかな。

 ・・・・・・えへへ。成り行きで、

 こんな事になっちゃったけど・・・・・・

 これからお世話になります。よろしくね。」


そうだ。

これから、こいつが同じ屋根の下に・・・・・・

うわ。そう思ったら、急に

落ち着かなくなった。


「えっと・・・・・・ね。大地・・・・・・

 聞きたいんだけど・・・・・・」


「・・・・・・何だ?」


「・・・・・・自分のこと、好き?」


な。

なんだ、急に。


「大地の口から、聞きたいなって思って・・・・・・」



その上目遣い、あざとい。









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