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「ぷはぁっ・・・・・・はぁっ・・・・・・」
俺も、息を乱す。
もう、お腹いっぱい。胸いっぱい。
美味いものを、限界まで食った気分。
杏奈は、くたっと、ベッドに倒れ込む。
呼吸を乱すこいつは、その、えっと・・・・・・
なんというか・・・・・・
エロい事した、後みたいな感じに・・・・・・
いやいや、麻酔、効かないって言ったよなっ?!
「おい、日下部!やっぱりお前、麻酔が・・・・・・」
「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・うふ、
うふふふ・・・・・・ごめん、全く効かない、
わけじゃなくて・・・・・・
どうしよ、ちょーヤバい・・・・・・」
俺が、いけない事したみたいに
なってるっ!!
「バカだろお前っ!!ちゃんと言えよっ!!」
「えへへへ、だって、眠たくはないんだよ?
気持ちよーくなるだけだもーん・・・・・・」
うえーん!!
まだ、経験したことないのにっ!!




