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3-9


「・・・・・・無理すんな。」


俺の方が、ヤバい。


「無理じゃないよ。」


じっと見つめて、杏奈は距離を詰める。

気持ちだけ身体を捻って、遠ざかる。


「いいよ、飲みたくねー。」


「ウソ。とても美味しかったんでしょ?」


「い、いいって。」


「飲んだ方が、楽になるよ?」


その言い方、

ヤバい薬飲まされる気分になりますよ?

実際、そんな気分なんだけど!


「あのな、もう言うけど、

 理性が飛んじまう。それくらいに美味い。」


「えへへ、嬉しい・・・・・・」


「でも、でもな、それが好きに比例するかって言うと、

 自分では分かんねーんだよ。」


「それもウソ。ホントは、分かってるでしょ?

 飲みたくても心配して、止めてくれたもん。

 自分の事を、想ってくれてるから・・・・・・」


「だ、だから・・・・・・」



心臓が、ヤバすぎる。












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― 新着の感想 ―
[良い点] ああああああああぁぁぁっっ!!♡♡♡♡♡ ごちそうさま……ごちそうさまです。 なに?ほっぺちゅーで想いを伝えるとか、なに?可愛すぎかあああ!!(*´ノi`)・:∴・:∴・:∴・:∴ 杏奈ち…
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