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3-7


二人に頼まれて、杏奈は

とても嬉しそうに微笑んで、頷いた。


「はい!勿論です!」


いや。待て。

血を吸う、って事だよな?

いやちょっと・・・・・・それは・・・・・・


「アンナちゃん、今夜はここで寝る?

 お布団持ってこよっか?」


「えっ?」


「何バカなこと言ってんだよっ!」


思わず声が出た。


ニヤニヤしやがって!


「うふふふ、ジョーダンよ。ジョーダン。

 逆にドキドキして、眠れないわよね~?

 私たちは退散するから、ごゆっくりどうぞ。

 お腹空いたら下に来なさいね~。」


「あ、は、はい・・・・・・」


「青春だなぁ。」


「思い出すわね~。」



二人はイチャコラしながら、部屋を出ていく。


残された俺たちを、どうしてくれるんだ?











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