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3-5


照れくさそうにして、杏奈は頷いた。


「全く、というわけではありませんが

 ・・・・・・眠くなるという事は、なかったです。」


何だと?

じゃあ、ウソ寝だったのか?


「朔耶。これから試してほしいのだが、

 噛んだ跡の、内出血。これだけは

 どうしても説明がつかない。初めてのケースだ。

 これは予測なのだが、お前の唾液は

 特殊なのかもしれない。」


「例えばの話だけど、

 治癒させる力がある、とかね。」



・・・・・・

もしそうだとしたら、俺、

かなりヤバいヤツじゃん。



「お前にしか、出来ない事だ。

 僕たちの希望となってくれ。」


「お願いよ、朔。」



お、おい。二人とも、頭下げんなよ。


俺の答えはもう、決まってんだよ。











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