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照れくさそうにして、杏奈は頷いた。
「全く、というわけではありませんが
・・・・・・眠くなるという事は、なかったです。」
何だと?
じゃあ、ウソ寝だったのか?
「朔耶。これから試してほしいのだが、
噛んだ跡の、内出血。これだけは
どうしても説明がつかない。初めてのケースだ。
これは予測なのだが、お前の唾液は
特殊なのかもしれない。」
「例えばの話だけど、
治癒させる力がある、とかね。」
・・・・・・
もしそうだとしたら、俺、
かなりヤバいヤツじゃん。
「お前にしか、出来ない事だ。
僕たちの希望となってくれ。」
「お願いよ、朔。」
お、おい。二人とも、頭下げんなよ。
俺の答えはもう、決まってんだよ。




