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3-3


杏奈が返事をするよりも先に、

俺は意見を言った。


「親父も母さんも、ちょっと強引すぎねぇか?

 血を吸えたとしても、量いったら

 日下部はどうなる?限りがあるだろ?

 それに、ただでさえキツい思いしてるのに、

 これ以上巻き込むのはどうかな。」



しん、とする。


水を差したみたいだけど、

俺、間違った事言ってないと思うぞ。


「・・・・・・大地・・・・・・」


「・・・・・・朔耶・・・・・・」


「・・・・・・朔・・・・・・」


みんな、俺の名前言って、注目している。

な、何だよ。


「・・・・・・ありがとう。」


杏奈が、嬉しそうに微笑む。


「いいの。協力させて。お願い。」


「飲めば飲む程と言ったが、お前は例外だ。

 アンナちゃんの、強力な“破邪の血”。

 お前が半人であること、その上に

 アンナちゃんに対する、血の味覚。

 奇跡が重なっている。

 量をいかなくても、十分に力を発揮する。」


「うふふ。朔、言ったわよね?

 アンナちゃんの血は、

 とても美味しかったって。」



・・・・・・??










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