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AL2−23
できる限り、誠意を込めて伝えた。
すると、彼女は真っ直ぐに
僕を見据える。
「······KKHW2は、召し上がりましたか?」
「······はい。今朝、ツジーさんから
いただいて。」
「······そうですか。」
見透かすような、視線。
この強さが、僕の鼓動を速くさせる。
「貴也様。今後とも、私とのバディを
継続なさいますか?」
「······はい。
是非、よろしくお願いします。」
「これから、貴方様に素敵な出会いが
あるかもしれません。
それでも······」
貴女以外、考えられない。
「これからも僕は、会長のお力に
なるつもりです。貴女の力にも。
一生懸けて、この恩を返したい。」
貴女の為なら、どんな事でも。
「僕の方こそ、お聞きします。
乾さんは、これからも僕のバディとして
傍にいてくれますか?」




