表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
673/710

FL−22


いつも飲んでいる水が、喉だけではなく

頭を冷やしてくれた。



残像の発生は、血の蓄積が多い者に限る。

そして、二つの起因がある。


一つは、強い思念が

触れた物に宿ってしまう事。

以前は、これだ。

杏奈がアパートから出た時に触れた、

玄関のドアノブに。

相当な決意を固めていたと思う。


もう一つは。



「夜景、見てたの?」



小さな鈴が鳴るような、彼女の声音。


その響きが意味するものを、俺は

十分理解した上で振り向いた。



自分に向けられる、優しい微笑み。

それが、彼女の気質を表している。



「······朔耶?」



その場所で起こった事を思い出して、

心を痛めている時。


触れると、その感情が残像として伝わる。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ