表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
668/710

FL−17


実のところ、この専用スイートルームは

あれから使っていない。


会長は遠慮するなと言っていたが、

身分相応ではないと

互いに自覚していたからだ。

今でも、そうなんだけどな。


だけど。思い直した。

せっかく頂いているものを、

使わないのはどうかと。

だから今回、卒業祝いと進学祝いで

使ってみようと、踏ん切って

杏奈に申し出た。


今でも、焼き付いている。

真っ白な雪が、赤く染まるように。

頬を染めて、微笑みながら頷いた

彼女の表情が。


これは。オッケー♡ということなのか。

一線超えちゃおう♡ということなのか。

勘違いしちゃってもいいかな?♡

いろいろ卒業しちゃおう♡えへ♡


と、妄想が、膨らむに膨らんだ。



洋室と和室、どっちを使うと言わずに

俺たちは自然と分かれた。


懐かしいな。この畳の、い草の匂い。

ごろんと大の字になっても、

ぶつかる物は何もない。


はーっ······

いいなーっ······




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ