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「お二人とも、とても素敵です。」
「あはっ。ありがと。」
「貴也くん、また今度家にいらっしゃいね。
どんなのが食べたいかしら?」
「この間は、本当にありがとうございました。
どれも美味しかったです。ははっ。
奏子さんの手料理なら、全部嬉しいです。」
「あら嬉しいっ。うふふっ。
何か思いついたら言ってね。」
そうそう。やっと、かな。
この間初めて、貴也が家に来た。
勿論乾さんも一緒に。
「また、チェスをしよう。
とても楽しかった。」
「そうですね。あれから、腕を磨いてます。」
「ははっ。それは楽しみだ。」
親父と俺、乾さんと貴也タッグで
チェス大会になったんだよな。
俺は、乾さんにボロ負け。
元々得意じゃないってのもあるけどさ。
やっぱり、只者じゃない。
でも流石に親父は強くて、乾さんを負かして
貴也との勝負になった。
それが、めっちゃ接戦で。
最終的に親父が勝ったけど、
張り合える貴也がすげぇと思った。
楽しかったなぁ。
今度からは、見るだけにしよ。




