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「さぁさぁエブリバでぇ!
至極のビュッフェを頂こうではないか!」
ツジーが、俺と奏子に腕を回して促す。
「星弥、大変御苦労だったな。
疲れただろう。いっぱい食え。」
それを、丁寧に引き剥がす昌耶。
「疲れなんぞ、奏子さんの美しい着物姿で
吹っ飛んだよーん。」
「あらあらっ。嬉しいっ。」
「お前のバディは、どこに?」
「皆様方、ご機嫌麗しゅうございます。」
上品な挨拶と物腰で現れたのは。
ちょうちょの、見事な刺繍が施された
着物に身を包む美人。
乾さんに劣らぬエロさを纏う、その人は。
「紋白さん!」
「お久しぶりです、朔耶様。」
「素敵っ!」
「杏奈様こそですわ。」
「私のバディは、彼女だよ。」
さらっと流したツジーの一声に、
みんな目を見開いた。




