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2-21


放たれた言葉に、衝撃を食らう。


「共存しようとか、させようとか、

 無理な話だったのよっ!!

 吸血鬼を信じた両親は、吸血鬼に殺されたっ!!」


「レングラント夫妻の娘さん・・・・・・

 そうよね?アンナちゃんよね?

 小さい頃に会ったきりで、

 分からなかったわ・・・・・・」



・・・・・・知り合い?



「強い『聖職者』の血を、

 息の根を止めるくらいの血を

 受け継いでるはずなのにっ・・・・・・

 “破邪の血”で、殺せると思ったのにっ・・・・・・

 まるで効かないなんてっ・・・・・・」



杏奈は、涙を流しながら言葉を吐き出す。


一言一言が衝撃すぎて、何も言葉が出ない。



「・・・・・・朔耶は、合いの子だ。

 僕ならば、君の血で

 死ぬのかもしれないが・・・・・・」


「昌耶さんっ、何をっ・・・・・・!」


「君のご両親は、素晴らしい方々だ。

 二人に、何があったんだ?

 聞かせてくれないか?

 ・・・・・・踏みにじった血縁者の失態は、

 僕が何とかする。」


「うるさいっ!!」












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