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21-22


「協会に来て、しきたりの事を知った時

 ······もしかしたら、その為に両親は僕を

 突き放したんじゃないかって。」


······

だから、貴也は。


「そう思ったら、何もかも許せたんだ。

 僕も、突き放す事ができた。」


「······あぁ。」


「母さんが、赤い目を使わず

 柏原くんに近づいたのも。きっと、

 僕の友だちだって知ってたのかもって。」


「······そうだな。」



今となっては。思い返すと、

確かに心当たりがある。



「影で、見守ってくれていたんだって······」


「うん。それに気づいて、

 優しくなれたお前は本当にすげーよ。」


「何も、すごくないよ。

 朔耶くんの方が、すごいと思う。」


「何もしてねーし。」


「ははっ。そういうとこだよ。」


へへっ。いい笑顔だな。



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