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21-15


ひゅうぅ、と、口笛を鳴らすツジー。


そんなことお構い無しに、続ける二人。


俺は、ハッとして貴也を見た。


固まっている。いや、

釘付けになっているのか?瞬きもしない。

表情からは、全く読み取れんぞ。


でも、分かる。

俺だって、昌耶と奏子の濃厚ラブシーンを

目の当たりにしたら、固まる。真っ白になる。

しかも、こんな真面目な話してる最中で。



やっと離れた後に、貴也の親父は

俺を見て、ふっ、と笑った。


「さっきは、見せつけられたからな。

 お返しだ。」


いや。いやいや。そんな激シブで言われても。

なんで、チューしたんっすか。

緋葉さん、わけ分からず

トロトロになっちまってるけど。


「私は、死を選ぶよりも

 愛する者と共に生きる。

 どんな姿になっても、な。」



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