表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
636/647

21-13


ツジーを睨みつけ、席を立とうとする

緋葉さんの腕を、貴也の親父が掴んで止めた。


「こんな話し合いなど、必要ありません。

 出ていきましょう。」


「待て。私が知り得たいのは、

 別のところだ。」


こういう時の渋いイケボって、反則だよな。

場を引き締める効果バツグンだ。


「半人である大地の息子が、救世主というのは

 どういう意味だ?しかも、

 “現時点でいえば”ということは

 薬はまだ、完成していないという事か?」



しんと、静まり返る。


その中で、不敵な笑みを浮かべるツジーは

並大抵の精神じゃない。



「ザッツライト!流石ですなぁ。

 朔耶くんが救世主というのは、

 彼の唾液に含まれる治癒能力にあります。

 まだ、採取して調査していませんので

 未知数ですが······kkHW2にも

 役立てられると模索中。

 見据えている先は、副作用を軽減して

 気軽に服用できるところです。」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ