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21-11


「いえいえ、クイーン。違いますなぁ。

 悔やむというよりも、

 このままでは終わりたくないという

 抵抗なんですよ。」


ツジー、お前······

もしかして、かなりヘビーな過去を

背負ってたりするのか?


「私の血筋の話など、どーでも良いのです。

 それよりも、貴也くんが血狂いを克服した

 経緯に、興味をお持ちになりませんか?

 ミスター・河野。」


「······」


それは、俺も気になる。


貴也は試験的に薬を服用して、

その副作用を乗り越え血狂いを抑えている。

詳しい経緯は、教えてもらえていなかった。


「彼が実験体になってくれたお陰で、

 貴重なデータを得る事と

 開発した薬剤・“KKHW2”の改良を

 進める事ができました。」


「······KKHW2?」


「我々吸血鬼の、未来へ繋ぐ薬だ。」




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