表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
633/646

21-10


「“綾辻”だと?その姓を継ぐ眷属は、

 絶滅しているはずだ。」



······えっ?



「おぉ、そのとぉ〜り。私以外、皆

 血狂いにチキって死を選びました。」


「お前が、空詞渡と並ぶ

 高貴な血筋であるわけがない。虚言だ。」


「それもご存知なのは、流石で〜す。

 私も、虚言ならいいと思うのですがねぇ。」



んっ?さらに、不可解だぞ?


事実を知っていそうな親父まで、

めちゃくちゃ驚いているし。

虚言、なのか?



「聖弥。事実なのか?」


「残念ながら、真実だ。

 この場を借りて打ち明けよう。」



この場で驚いていないのは、

会長ただ一人だった。



「“綾辻”は、“空詞渡”と深い縁のある血筋だ。

 事実を伏せたのは、あまりにも

 不名誉すぎる終わり方を選んだと、

 綾辻君自身が悔やんでいるからだ。」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ