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21-6


「聖弥。デタラメを言うな。

 ······会長の真名を告げる時は、

 “血を捧げる覚悟を持って忠誠を誓う”

 という意味だ。

 “空詞渡”の名を継ぐ者は、御三家の中で

 最も高貴な血筋とされる。

 僕たち、吸血鬼の王だと言っていい。」



吸血鬼の王。そうか。

前から思ってたけど、みんな

会長を敬う態度なのは······そういう事なのか。


良かった。裸踊りしなくていいんだな。



「貴殿たち。何を騒いでおる。

 早く中に入らんか。」


「すすすすみません!只今!」



気になる。ツジーの、会長に対する態度

誰よりも怖がっているのはなぜだ?



「······僕は、席を外した方がいいのかな。」



······貴也?



「“河野”として参加していいのか。

 ずっと、引っかかっているんだ。」




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