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21-2


表示パネルが“10”をカウントして、

エレベーターの扉が開く。


すると、笑みを浮かべる会長の姿と

その後ろに、従うように立つ

スーツの男が二人いた。


一人は、俺の親父の昌耶だ。

そして、もう一人は······


ツジーじゃねぇか。



「御苦労であった。朔耶。貴也。」


微笑む会長に出迎えられて、俺たちは

会釈をした後エレベーターから出る。


「よく来てくれた。河野 久也。」


呼びかけに応じるように、貴也の親父は

ゆっくり降りた。


「私の意思、履き違うなよ。

 空詞渡そらしど 麗子れいこ

 大地の息子に免じて出向いた事、

 心得た上で語れ。」



······ん?なんだ、その名前?誰?



「私の真名を口にするという事は、

 眷属として出向いたと受け取るぞ。」




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