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20-30


興奮するあまり、杏奈を

ぎゅーっとしてしまった。結構な力で。


「いたたたっ!」


「あぁぁごめん!」


「もうっ、うふふっ」


てへ。

杏奈も笑っている。だよな。


乾さんのバックハグ。奇跡すぎる。

ヤバいだろ。


貴也。おい。

この角度からじゃ見えないんだって。

どんな顔してんだよ。ぐふふ。



「さぁ。私たちも、

 会長の元へ参りましょう。

 迎えの車をご用意しています。」



あ。バックハグが離れた。


まだ、してもらってて良かったのにぃ。



貴也は、固まって動かねぇな。

ぐふふ。いいぞぉ。浸りたいよなぁ。



「乾さん。この人······」


「あぁ。はい。」



杏奈も、流石に気になったらしい。


跪いて空を見上げたままの、石井 輪冶。

ようやくそいつの前に、

乾さんが歩いていく。



「お立ちなさい。」



投げられた一言。

何だか、女王様っぽく聞こえた。




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