表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
604/650

20-13


俺と杏奈は、愕然とする。



「何も知らないまま、踊らせようと

 思ったのにね······」



乾いた笑いを浮かべるその人、いや、

吸血鬼は。



「緋葉、さん······」



枕木 緋葉。



「被害者の中に男性がいたのを、

 お伝えてしていなかったのは······

 既に調査対象として、私たちが極秘に

 動向に目を付けていまして、

 察知させずに泳がせる為でした。

 ご了承ください。」



そういう事、だったのか。



「······柏原に近づいたのは、

 杏奈が狙いだったって事か。」



思わず、口に出していた。



信じられなかった。


あれは、演技だったなんて。



「それ以外に、何があるの?」



彼女には、もう

冷え切った笑みしか浮かばない。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ