表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
603/646

20-12


······何が、起こったんだ?



俺たちは、状況が読めずに

呆然とするしかなかった。



乾さんの細い指が、チャラメンの顎を捉える。



「うふふ······いい子ね。」



微笑みを浮かべる彼女は、天使というより。

妖艶な小悪魔。と、言うべきだろう。



······なぜ、立場逆転したのか。


さっぱり分からないが、貴也は

ちょっと羨ましそうに見ている。



「あなたのお名前を、聞かせてくださいな。」


「······石井いしい 輪冶りんや。」


「あなたのボスは、どこにいらっしゃるの?」



チャラメンが、口を開こうとした時。


何かを察知して、

強制的に乾さんは飛び退いた。



二人の間を割って入る、鋭い風。


微かに、甘い匂いが届いた。


立ちはだかる、その人物は。



「もう。ホント、何やってんの······輪冶。

 アンタの勝手な行動のお陰で、

 予定がメチャクチャじゃん。」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ