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20-11


ヤバいっ!!



俺と貴也は、飛びかかろうとした。



しかし。



乾さんは、俺たちを制すように

右掌を向ける。


それによって、ぐっと足を踏ん張らせて

その場に止まった。



制したのは、操られたから······なのか?



「抗うなんて、致しません。」



凛と放った声は、美しく強く響き渡った。



「従うのは、あなたの方ですから。」




乾さんの腰元に置かれたチャラメンの手が、

だらりと落ちる。



地面に膝を付き、彼女を見上げる

チャラメンの表情は。



さっきまで見せていた威圧は、

欠片も見受けられなかった。


ギラついていた目も、ぽわんとしている。



「······どうですか?

 自らの力で、服従する気分は?」




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