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2-16


俺は新事実に、驚きと不安を隠せなかった。


吸血鬼って・・・・・・

やっぱり、化け物にすぎないのか。


“人と変わらない”なんて思っていたのが、

大馬鹿だった。


“どう足掻いても、人にはなれない”。

そう言われた気がする。


「お前は流石というか、“血を吸う”工程が

 取り返しのつかない事態に陥ることを、

 本能で分かっていたのだな。

 ・・・・・・途中で止めることが出来たのは、

 半分引き継いでいる、奏子さんの血の

 お陰だろう。」


それは、確かだと思う。

俺は、『吸血鬼』と『人』の間に生まれた。

『人』の血が、歯止めを利かせてくれた。


「そして、朔耶。お前が飲んだ量なら、

 夜目が効くとか、

 跳躍が屋根に届く程度だろう。」



・・・・・・へ?










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