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19−29


······杏奈。



「素敵だよね。応援してるからね。」


「······日下部さん······」


「くじけそうになったら、いつでも話して。

 朔耶と自分は、友だちだよ。」


「······ありがとう······」



貴也の笑顔が。

心から安心したように、柔らかい。


そうか。俺は、勘違いしてた。


貴也は、もう十分頑張ってたんだ。



「乾さんと一緒なら、どこに行っても

 いいんだよね。じゃあさ、今度4人で

 どっか遊びに行こうよ。

 ダブルデートってことで!」


「だ、ダブルデートっ······く、日下部さん、

 ちょっとそれは······」


「大丈夫だよ!乾さん許してくれるって!」


「大胆すぎだよぉ······」


「あはっ。照れてる?ふふっ。」



杏奈。お前、ホントにすげーな。



俺も、負けてられねぇ。







ここまで読んでくださり、

本当に本当にありがとうございます♪♪♪

m(_ _)m。・゜・゜・。∞


譜に宿りての方へ潜らせていただきます♡

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