590/650
19−29
······杏奈。
「素敵だよね。応援してるからね。」
「······日下部さん······」
「くじけそうになったら、いつでも話して。
朔耶と自分は、友だちだよ。」
「······ありがとう······」
貴也の笑顔が。
心から安心したように、柔らかい。
そうか。俺は、勘違いしてた。
貴也は、もう十分頑張ってたんだ。
「乾さんと一緒なら、どこに行っても
いいんだよね。じゃあさ、今度4人で
どっか遊びに行こうよ。
ダブルデートってことで!」
「だ、ダブルデートっ······く、日下部さん、
ちょっとそれは······」
「大丈夫だよ!乾さん許してくれるって!」
「大胆すぎだよぉ······」
「あはっ。照れてる?ふふっ。」
杏奈。お前、ホントにすげーな。
俺も、負けてられねぇ。
ここまで読んでくださり、
本当に本当にありがとうございます♪♪♪
m(_ _)m。・゜・゜・。∞
譜に宿りての方へ潜らせていただきます♡




