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「先程血の匂いセンサーについて、

 相手側が想定していると申し上げましたが、

 恐らく、半人である朔耶様が使えるとは

 夢にも思っていないはずです。

 朔耶様の知り得る情報は、

 表向き程度だと判断します。」


「じゃあ······それも、

 有利に働くかもしれませんね。」


「はい。貴也様が使えるとして、

 騙すこともできます。」



······いや、さっきから思ったんだけど

貴也と乾さん、すげー息合ってねーか?

考えも、キレすぎてるし。



「僕の顔は、父親似じゃない事を

 祈りたいです。」


「似ていたとしたら、油断を誘えますよ。」


「ははっ。どちらにしても、良い方向へ

 持っていけるってことか。」


「はい。貴也様なら、可能です。」


「いえ。乾さんが、

 導いてくれるお陰ですよ。」



見ていて何か、すげーいい雰囲気。


······そっか。

貴也は、これを壊したくないんだな。きっと。




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