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19−22


「二人とも落ち着いて。」


するりと貴也の声が、

言い合いになりそうな俺たちの間に

割って入った。


「乾さんの意見を聞こう。それから、

 僕の考えも続けて話すよ。」



振られた乾さんに、俺たちは注目する。


この中で一番冷静に、物事を見渡せて

最善の判断を下せる人だ。


彼女の考えは······



「レングラント嬢の意見に、賛成です。

 極上の獲物を目の前にして、

 全く動かない選択肢はないでしょうね。

 例え、罠だとしても。

 彼らは今、血の供給を安全にできず

 焦っていますから。

 血狂いのボーダーラインを

 把握しているとしても、今の状態は

 危険な架け橋です。釣れると思います。」



それを聞いた、杏奈の顔は。


力強くて可憐で。とても綺麗だった。




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