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「思ったよりも近くに、

『聖職者』を狙う吸血鬼たちが潜んでいる

 可能性が高い······ということですよね。」


貴也の発言に、乾さんは頷いた。


「酒殿 悠斗は、河野 久也と

 繋がりがあった事を認めました。

 我々の動向を探り、情報を得て流していた。

 レングラント嬢を

 手に入れようとしていたのは、懐柔させて

 “破邪の血”を得る為だったのです。」


「······そんな······ことに、

 なっていたんですね······」



杏奈の顔が、青ざめている。


無理もない。俺も、そうだ。

聞けば聞くほど吐き気がする。


吸血鬼の集いで聞いていた話から、

かなり断定されているようだ。



「しかし酒殿が私たちの手に落ち、

 その情報源は途絶えて

 焦りが生まれている。炙り出すには、

 今が機会だと見ています。」



これ以上、犠牲者を出さない為にも。


できるだけ早く、とっ捕まえないとな。




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