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19−13


部屋の中は、だだっ広い会議室みたいな。

近代的な内装で、ちょっと拍子抜けした。


ど真ん中には、会議に使うような

大きなテーブルと椅子。

壁際になぜか、すげー長いハンガーラックに

ズラッと掛けられた服が。



「やぁ、こんばんは。」



奥から、貴也が歩いてきた。


集いの時と同じで、黒いスーツ姿。

ガチで貴族に見える。

どことなく、気品があるんたよな。



「あの時は、本当に申し訳なかった。

 謝っても謝りきれないよ。

 僕とは、顔を合わせたくないだろうけど······

 どうか、共に行動する事を許してほしい。」



真っ直ぐ杏奈に向かって、深々と頭を下げた。


······貴也。



「······顔を上げて。河野。」



杏奈の表情は、すごく穏やかで。

本当に、女神みたいな

優しい微笑みが浮かんでいた。



「もういいよ。改めてよろしくね。」




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