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19−12


こんこんこん。



「失礼します。朔耶様と杏奈さまを

 お連れいたしました。」


『······どうぞ。』



応えてくれた声は、乾さんだ。

貴也も一緒にいるのかな。



「それでは。私は、これで。」


「案内ありがとうございました。」



紋白さん、ありがとう。

秘めた恋を、温かく見守ってくれて。



蘇芳の間、か。

両開きのドアって······


「お城みたいなドアだよね。」


そう。それそれ。


「押せば、開くのかな······」



悩んでいると、思ったよりも軽い感じで

ドアが内側から開いた。



「お待ちしておりました。朔耶様。

 レングラント嬢。」



笑顔の乾さんが、出迎えてくれた。


タイトスーツ姿だ。紋白さんと

ほぼ変わらない、魅惑のナイスバディ。


······

さっきみたいな失態は、もう繰り返さないぜ?




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