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19−11


「差し出がましい事でしたわね。」


ふっ、と緩めた紋白さんの微笑みは、

乾さんの浮かべる微笑みと重なって見えた。


「貴方様が支えになってくだされば、

 何も怖くないですわ。」



まだ、叶わないとは決まってない。

何が起こるかなんて、誰にも分からない。


だから、諦めろなんて言えるわけがない。


先が見えてる程、

イレギュラーであってほしいんだよな。俺は。



「河野にとって、朔耶の支えは

 大きいと思うよ。」



気づけば杏奈が、俺の隣にくっついている。


目を合わせると、にこっと笑ってくれた。



「······そうだといいな。」


「ふふっ。そうだよ。」


「それでは、参りましょうか。」



俺は、幸せだよな。


好きな子に好きだと伝えて、応えてくれて。

一緒にいられるんだから。




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