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19−9


「生物的本能に惑わされるな、とは

 言いません。致し方ないものですから。

 しかし、理性という愛があれば、

 大事なものを守る力になるのです。」



深い。

理性を、愛とイコールするのか。



「······貴也様は、それを

 知ったみたいですわね。」


「······えっ?」


「更生プログラムの為とはいえ、

 自らを差し出して成就なさいました。

 その原動力は、揚羽姉さまにあったと

 私は見解しています。」


······

紋白さん、気づいてたみたいだ。

貴也の気持ちを。


「あの、それ乾さんには······」


「勿論、私の心の内に秘めております。

 ですが、本人は

 気づいているはずですわ。

 情熱というものは、伝わりますから。」



······だよな。


真っ直ぐに、想っているんだもんな。




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