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19−5


「あらあら、杏奈さま。

 どうかお鎮まりくださいな。」


「鎮まりませんっ」


「生物的本能ですから。

 それを理解なさいませんと、これから

 ともに歩くのは苦難ですわよ?」


「分かってますっ。けど、

 隣に自分がいたのにっ······」


はわわわっ······

ごめん杏奈っ······

数分前の俺を、ボコりたい。

裸踊りで、お詫びを······



はしっ、と紋白さんは両手で

杏奈の両頬を覆う。


それに彼女も俺も、びっくりした。



「多少、余所見しても。何事も。

 包んで差し上げるのです。

 それができて初めて、お相手様は安心して

 身を任せられるのですわ。」


「も、紋白さ······」


「それができない内は、語れませんわよ。

 杏奈さま。朔耶様の隣を歩いているとは。」





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